不動産ニュース / 開発・分譲

2017/2/15

東京・蒲田で民泊専用マンション、宿泊予約をスタート/京王電鉄

民泊専用の新築マンション「KARIO KAMATA」外観
民泊専用の新築マンション「KARIO KAMATA」外観

 京王電鉄(株)は15日、(株)百戦錬磨と協業した、民泊専用の新築マンション「KARIO KAMATA(カリオ カマタ)」(東京都大田区、全14室)の宿泊予約受付を開始。民泊事業に参入する。

 大田区国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業(特区民泊)として、大田区から特定認定を受けているもので、鉄道会社が事業主体となる初の取り組み。宿泊予約受付は、百戦錬磨の子会社・とまれる(株)を通じて運営する公認民泊仲介サイト「STAY JAPAN」で行なう。

 同物件は、京急「蒲田」駅徒歩4分、JR「蒲田」駅徒歩7分に位置。敷地面積148.69平方メートル、延床面積578.39平方メートル、鉄筋コンクリート造地下1階地上6階建て。
 間取りは3タイプを用意。1K(約25平方メートル、9室)の定員は3名、1
室利用料は1万1,000円(税抜き)。1LDK(約42平方メートル、3室)メゾネットタイプの定員は4名、利用料は2万円(税抜き)。2DK(約48平方メートル、2室)メゾネットタイプの定員は5名、利用料は2万1,000円(税抜き)。いずれのタイプにも、フリーWi-Fi、システムキッチン、浴室乾燥機を設備しており、TVや冷蔵庫、洗濯機などの家電のほか、調理器具や食器、タオル類も備えている。

 オープンは22日。今後、法整備の状況を踏まえ、民泊マンションを核とした民泊のエリア展開を推進。京王沿線における空き家対策やまちづくりにも活用し、沿線のさらなる活性化を図っていく。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。