不動産ニュース / 開発・分譲

2017/2/27

多言語での避難誘導が行える放送支援システムを開発/三井不動産、TOA

 三井不動産(株)とTOA (株)は、共同開発していた「多言語放送支援システム」を、「日本橋一丁目三井ビルディング」(東京都中央区)に設置したと発表した。

 「多言語放送支援システム」は大規模複合施設の非常用放送設備に付加することで、災害時に、避難誘導放送を日本語・英語・韓国語・中国語で自動アナウンスできるようにするもの。音源データは、4言語×約125種類内臓している。非常時には、施設担当者がパソコンで文例を選択した自動放送を行なう。

 非常事態の場面設定や文例の作成は、ビル管理ノウハウを持つ三井不動産が担当。システム化は、業務用音響機器分野で多くの納入実績を持つTOAが担当した。

 オフィスビルやホテル、ショッピングセンターなどの施設における多言語放送ニーズに合わせて、導入を進めていく。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。