(株)長谷工コーポレーションはこのほど、「長谷工テクニカルセンター」(東京都多摩市)の建設工事に着工した。
同施設は、創業80周年記念事業の一環として、グループの技術関連機能を集約すべく新設するもの。安全・安心、快適に住まうための研究・技術開発を行なうとともに、マンション事業主や行政、管理組合などに対し、新技術・新商品・技術検証等を情報発信する拠点として充実を図る。
建設地は、多摩モノレール「多摩センター」駅、京王相模原線「京王多摩センター」駅、小田急多摩線「小田急多摩センター」駅徒歩約8分に立地。敷地面積1万7,663平方メートル、延床面積約8,800平方メートル。
鉄骨造3階建ての管理棟、鉄筋コンクリート造4階建ての住宅実験棟、鉄骨造1階建ての多目的実験棟で構成。長谷工技術研究所、長谷工コミュニティ 技術研修センター、長谷工コミュニティアウル24センター(総合監視センター)を集約し、実証・実験の活動拠点とするほか、環境調査や施工検証、検査等の支援を行なっていく。
また、グループのものづくりの想いなどが学べる、参加型コミュニケーションの場として、(仮称)長谷工ミュージアムを新設する。竣工は2018年3月末日、開館は同年6月を予定している。