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2017/3/21

戸建住宅向け「修繕積立サポートシステム」、東京でも説明会/住宅長期支援センター

 (一社)住宅長期支援センター(大阪市中央区、理事長:東樋口 護氏)は、2017年初に立ち上げた戸建住宅修繕積立サポートシステム「モリトくん」の制度説明会を、4月13日連合会館(東京都千代田区)で行なう。

 同システムは、戸建住宅の定期的なメンテナンスによる資産価値の維持を目的に、定期点検や修繕・リフォームのための資金を信託制度により積み立てていく、戸建住宅版の「修繕積立金」制度。

 利用には、同センターによる住宅履歴「いえかるて」への加入が必要。積立金額は自由に設定でき、リフォームや修繕、点検工事の支払い請求に応じ、積立金から工事事業者へ支払いが行なわれる仕組み。また、建物の所有者が変わった場合も、次の所有者に権利が引き継がれる。信託制度を活用することで、同センターや信託会社の倒産から資金は隔離される。

 同センターでは、同制度を戸建住宅所有者に加え、賃貸住宅オーナーの大規模修繕費用、賃貸住宅入居者の住宅購入資金積立、分譲マンション居住者のリフォーム費用積立などでの活用についてもアピールしていく。

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修繕積立金

管理組合が長期修繕計画に従って修繕を実施するために、区分所有者から毎月徴収した金銭を積み立てたものである。区分所有者は、管理組合に対して、通常、管理費と特別修繕費を納入するが、この特別修繕費を毎月積み立てたものが「修繕積立金」である。

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