不動産ニュース / 開発・分譲

2017/4/7

新換気・空調システム搭載の戸建て/パナH

「カサート プレミアム」外観

 パナホーム(株)は8日、パナソニックグループが開発した新空調システム「エアロハス」を搭載した戸建住宅フラッグシップ商品「カサート プレミアム」を発売する。

 「エアロハス」は、(1)家の中の温度ムラが少ない温度バリアフリーと好みに応じた部屋ごとの温度調整、(2)こだわりのカビ対策(夏場の除湿、空調OFF時のダクト内・空室)、(3)地熱活用と高断熱な建物等による省エネ、(4)PM2.5にも対応できる空気浄化能力、などを備えた「専用エアコン+換気システム」。家中を快適な温度に保ちながら自然の力(地熱)の活用と各室を温度センサーで制御することにより快適性と省エネを実現し、ZEHの対応も容易にした。

 「カサート プレミアム」は、制震鉄骨軸組工法を採用。耐震性と設計の自由度が高い構造、ワンランク上の断熱性を備えたハイグレードサッシに加え、「エアロハス」がもたらす空気環境など、新技術により「くらし価値」、建物の外観を重厚な外壁やシャープな軒先などによる「美的価値」、繰り返す地震への耐震性能向上などによる「機能価値」、の3つの価値を提供。健康被害・エネルギー問題・良質な住宅ストックの不足といった住宅を取り巻く社会課題の解決を目指す。

 自分を高め、上質で豊かな暮らしを求める40歳代から50歳代半ばのエスタブリッシュメント(マテリアル世代)をターゲットに、北海道および一部地域を除く全国で販売する。参考価格は、3.3平方メートル当たり98万円より(本体のみ・消費税抜き)。年間100棟を目標に販売する。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。