不動産ニュース / ハウジング

2017/4/10

トータルコストを抑えた戸建販売/フィアスH

「New アリエッタ」外観イメージ

 (株)LIXIL住宅研究所フィアスホームカンパニーはこのほど、「ZEH対応力の強化」「パッシブデザインの深化」「トータルコストの最小化」を進めた新商品「New arietta(以下、Newアリエッタ)」を発売した。

 木造軸組金物接合+パネル工法を採用。ZEHを見据えた外観デザインとして、特別な装置を使用せずに間取りや建材の工夫によって風や光などの自然を生かし、室内環境を作る「パッシブ設計」を強化。冬季は日差しを取り込み、夏季には日差しや熱気の侵入を抑えるようゲートデザインを変更した。オリジナル断熱材一体型パネル(eパネル)とアルミと樹脂のハイブリッドサッシ(サーモスX)を採用し、北海道の断熱基準をクリアする断熱性能を実現するとともに、「太陽光発電システムの増量」「DCモーター仕様の熱交換換気システムの採用」「ECHONET Lite規格対応型エネルギー計測モニターの標準化」「蓄電池の設定追加」によりZEH対応を強化した。

 また高効率で低照度に強い太陽光発電システムを実質負担なしで設置できるサービスを利用することにより、イニシャルコストの削減、ZEH仕様・パッシブ設計によるランニングコストの削減、外壁タイルの提案、ホウ酸防腐・防蟻などによるメンテナンスコストの削減の3つによるトータルコストの最小化を実現している。

 販売地域は北海道、九州、沖縄および一部地域を除く全国。建物本体参考価格は、省エネ区分5~7(旧IV・V)地域の37坪プランで2,300万円(税抜き)。太陽光発電4.5kWは別途費用123万円(税抜き)が必要。初年度の目標契約棟数は150棟。

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