
住宅・不動産会社支援のハイアス・アンド・カンパニー(株)は10日、目黒雅叙園(東京都目黒区)で第6回「リライフクラブ全国大会」を開催した。
リライフクラブとは、顧客の“最適な住宅購入”実現のため、住宅に関するマネープランやライフプランを見据えた住宅検討のサポートを行なうシミュレートシステム「住宅FPサービス」を利用する住宅・不動産会社の全国ネットワーク。現在の会員者数は約650社。
同ネットワークでは、消費者のライフプランやキャッシュフローをシミュレーションする研修に加え、資格制度「住宅FPマスター」を展開しており、研修プログラムおよび試験に合格すると「住宅FPマスター」を取得することができる。
今回の全国大会では、全国2,100人の住宅営業マンの中から、地方選考会の優良者など全5名が営業事例を発表。参加者の投票により「3代目住宅FPグランドマスター」を決定。その結果、(株)ビーディホーム(三重県伊勢市、代表:濱口和也氏)営業の中西憲司氏がグランドマスターに選ばれた。
同社代表取締役社長の濱村聖一氏は、今後、取り組むべき課題として「増税までに収益基盤の確立」「民法改正への対応」「新築市場での競争力確保」「中古流通市場への対応」を挙げ、「当社ではこれに対応できる商品を取り揃えている。これらに加え、営業プロセスの開発を注力していく」と話した。