不動産ニュース / ハウジング

2017/4/14

企画住宅で新生活提案/地所ホーム

 「家族を見守るパティオがある家。」

 三菱地所ホーム(株)は13日、全館空調付でZEH標準搭載の木造2×4工法企画住宅「システム設計住宅」に3つのスタイル提案を追加した。

 一次取得者層や二人暮らしのシニア層が、可能な限り予算を抑えた上でこだわりを実現できることがを住宅購入の決め手としている傾向から、限られた予算で都心に注文住宅を持ちたいという顧客に対し、それぞれの家族構成やライフステージにあわせたスタイルを提案した。

 「家族を見守るパティオがある家。」では、広い庭にかわりパティオ(外部空間)を設けることで見守り感のある憩いや遊びの場となり、家族のコミュニケーションを深められる設計とした。モデルプランは27.30坪で、参考価格は2,239万円。

 「眺望と開放感を満喫する家。」では、リビング・ダイニングとつながる大きなバルコニーを設置。休日に家族でにぎやかに過ごせる空間を設けた。モデルプランは32.06坪で、参考価格は2,377万円。

 「ワンフロアスタイルで自由に暮らす家。」では、二人暮らしのシニア世帯を想定。部屋数を減らし、孫等が遊びにきたときはにぎやかに過ごせるよう、エントランスホールを含め、フルに使えるワンフロアスタイルを提案する。モデルプランは27.04坪で、参考価格は2,149万円。

 また、今回の提案を体感できるVR体験ブース「STYLE VISION」を「赤坂ハウジングギャラリー」(13日~)と「千里ホームギャラリー」(22日~)に設置。ブースでは、VRによりモデルプランの中を360度動きまわることができる。

 同社代表取締役社長の加藤博文氏は、「新築注文住宅の市況は二極化してきている。特に都心部においては、土地の価格が高いことから予算の制限も多いが、システム設計住宅でリーズナブルに理想の暮らしを実現してほしい」などと抱負を話している。

VR体験の様子

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