不動産ニュース / IT・情報サービス

2017/4/27

中古M価格天気図、天気改善地域が急増

 (株)東京カンテイは27日、2017年3月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。47都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例価格を70平方メートルに換算して集計、その価格変動を天気マークで表したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記する。

 同月の「晴」は13地域(前月11地域)、「薄日」は6地域(同7地域)。「曇」は11地域(同9地域)、「小雨」は12地域(同11地域)、「雨」は5地域(同9地域)となった。

 全国で天候が改善した地域が16地域(同7地域)に急増。横ばいは25地域(同32地域)と減少、悪化は6地域(同8地域)。47都道府県のうち、価格が前月比で下落したのは13地域(同19地域)と大きく減少した。東京都が39ヵ月ぶりに、埼玉県が18ヵぶりに「晴」から「薄日」に転落。価格が連続して上昇し全国の価格動向をけん引してきた首都圏の動きが鈍化、今後の大都市圏の動向は予断を許さない状況。

 天気図については、公表資料参照。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。