不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/5/11

東京都心5区の空室率、3ヵ月連続低下

 三幸エステート(株)は11日、2017年4月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル(基準階貸室面積200坪以上)のマーケットデータを公表した。

 東京都心5区の空室率は2.53%(前月比0.14ポイント低下)と3ヵ月連続で低下。主要ビルの竣工がなかったことが要因で、同社は「堅調なオフィス需要に加え、建築中ビルでのテナント募集が活発になり、新築ビルへの集約移転など大口需要が刺激される動きも出始めている」と指摘する。現空面積は13万7,904坪(同7,607坪減)。

 1坪当たりの募集賃料は2万6,935円(同84円減)と微減し、再び2万7,000円を下回った。募集面積は32万8,908坪(同1万6,181坪減)。

 全国6大都市の空室率は、東京23区2.6%(同0.2ポイント低下)、札幌市1.6%(同0.1ポイント低下)、仙台市6.4%(同0.1ポイント低下)、名古屋市4.3%(同0.7ポイント低下)、大阪市2.8%(同0.4ポイント低下)、福岡市1.7%(同増減なし)となった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆