不動産ニュース / 仲介・管理

2017/6/6

羽田空港内にレンタルオフィス/リージャス

リージャス1
「リージャスエクスプレス羽田空港第1ターミナルビル」内の
コワーキングスペース

 日本リージャス(株)は、レンタルオフィス「リージャスエクスプレス羽田空港第1ターミナル」を開設。6日にプレス向け内覧会を行なった。

 同社は、世界でレンタルオフィスを運営しているリージャスグループの日本法人。全国のオフィスビル等で「リージャス」ブランドのレンタルオフィスなどを運営しており、「リージャスエクスプレス」ブランドは、駅や空港など交通施設に開設するレンタルオフィスとして、2年ほど前から世界で運営を開始している。日本では2016年4月に関西国際空港で、17年2月に阪急沿線で3ヵ所開設し、今回が5拠点目となる。

 施設は羽田空港第1ターミナルビルの商業スペース「マーケットプレイス」の5階に設置。同ビルを管理運営する日本空港ビルディング(株)では、同フロアにビジネスパーソンをターゲットとした複合商業施設を開発するプロジェクトを進めており、今回のオープンは同プロジェクトの第1フェーズとなる。約490平方メートルの面積にオフィス37室、ワークステーション87席を用意。会議室も5部屋設置したほか、高速インターネット回線やWi-Fiなども完備している。

 大手企業のサテライトオフィスや航空・旅行・観光関連業の羽田空港オフィス、空港出展企業のオフィスといった用途での利用を想定。全国・世界から羽田空港に集合しての社内会議、研修、採用面接といった多様な使い方を提案する。店内には羽田空港発着便の時刻表も掲示しており、待ち時間を有効活用できる。

 すでに想定を超える引き合いがあるという。

 同社代表取締役カントリーマネージャーの西岡真吾氏は、「オフィス街ではなく、交通結節点で開設するのが本ブランド。国際企業のトップが羽田空港を経由して他国に行く際に会議を開くなどといった利用方法が、関空でも確認できている」と語る。

 同社では、鉄道会社や航空会社と商談を進めており、「年内にあと4~5ヵ所を開設する見込み」(西岡氏)という。

1~数人程度の事務所に対応する
1~数人規模の事務所に対応。壁を抜くことでもっと大きな規模の事務所にすることもできる
エントランス
エントランスでは電話取り次ぎなどを行なう。スタッフは日・英2ヵ国語が堪能な人材を用意した

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。