(公社)東京都不動産鑑定士協会はこのほど、2016・17年度の研究活動の成果物として「REA-TOKYO不動産価格インデックスの開発」をとりまとめた。
同協会では、11年度、13年度、15年度の3回にわたり、不動産インデックスを作成してきた。今回の調査は、13年度調査同様、事務所店舗を対象にした3種類のインデックス(不動産価格インデックス、賃料インデックス、収益性インデックス)を直近の成約データで更新したほか、分析機関を1984年まで遡ることで、バブル期を含んだ長期系列の不動産価格変動を再現した。
また今回から、半期ベースから四半期ベースのインデックスへ変更し、より詳細な動向分析を試みた。