不動産ニュース / IT・情報サービス

2017/6/21

アプリで留守宅の確認可能なIoT機器を開発

「CENTRAL CONTROLLER」(右)と
スマートフォン(左)が連動している様子

 (株)インベスターズクラウドの子会社である(株)ロボットホームは21日、「賃貸住宅キット」のメディア向け発表会を実施した。

 同キットは部屋に置くだけの後付けIoT機器3点セット。スマートフォンの専用アプリと併せて使用することで、外出先からの家の状態の確認、家電操作が可能となり、防犯性・生活利便性が向上する。

 3点は、窓の開閉や揺れを検知するセンサー「WINDOW SECURITY」、室内の温度と湿度を検知するセンサー「NATURE SENSOR REMOTE CONTROLLER」、各センサーとエアコン等の家電、スマートフォンを結びつけ、外出先からの家の状態確認や家電操作を可能とするタブレット型ゲートウェイ「CENTRAL CONTROLLER」からなる。初回導入費用は8万円で、ランニングコストは1ヵ月1,000円。
 オプションでスマートフォン、ICカード、テンキー入力、リアルキーの4つの方法で解錠ができる施錠装置「SMART LOCK」や、スマートフォンと連動して外出先で来訪者を確認、応答できるインターフォン「DOOR PHONE」も用意した。

 インベスターズクラウドは、10月より同商品を、同社が開発・管理するアパートの標準設備とする方針で、年間5,000戸への導入を目指す。また、マンション開発や不動産経営のトータルサポートを行なう(株)デュアルタップへOEM提供も行なう。デュアルタップは、同商品を「デュアルタップキット」として、同社ブランドマンション「XEBEC(ジーベック)」に導入する予定。 

オプションの「DOOR PHONE」。
外出先でもスマートフォンで
訪問者を確認・応答することができる

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IoT(インターネット・オブ・シングス)

Internet of Things。モノが人を介することなく相互に情報をやりとりする概念をいう。

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