不動産ニュース / その他

2017/7/3

民泊を活用し不動産の流動化・活用を推進

 (株)サンセイランディックは6月30日、民泊事業を展開する(株)百戦錬磨と業務提携契約を締結したと発表した。

 サンセイランディックは、権利が錯綜した不動産にソリューションを提供することで再生を目指しており、底地や借地権付建物、入居率の低下した居住用賃貸不動産の買取りといった既存事業や、コンサルティング等によるフィービジネスの拡大を図り、さらなるサービスの充実が不可欠となっている。一方、百戦錬磨はICTを活用し新たな旅行需要を創造する公認民泊事業を展開しており、増加するインバウンド宿泊需要に対し、自治体の許認可をもつ民泊を紹介する「公認民泊予約サイト『STAY JAPAN』」を運営している。

 両社はこれまで約1年間、東京都大田区で試験的な民泊施設運用を実施してきたが、民泊新法施行により、今後の全国的な公認民泊の普及を見据え、サンセイランディックが企図するサービスの拡充を百戦錬磨が推進。利用者や近隣住民にとって、安心・安全な「公認民泊の提供」の後押しをしていくとともに、不動産の収益モデルの確立を図り、権利の複雑化等を理由に、流動化が進まない不動産の売却・活用といったニーズへの新たなソリューションの提供を目指す。

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民泊

旅行者等が一般の住宅に宿泊すること。 この場合に、有償で反復継続して宿泊を提供すれば、宿泊営業に該当し、旅館業法の許可を得なければならない(「簡易宿所営業」「下宿営業」)。

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