不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/7/20

レインズ新規登録件数、16ヵ月連続の減

 (公財)不動産流通推進センターは20日、全国の指定流通機構の活用状況(2017年6月分)を公表した。

 同月の新規登録件数は44万6,041件(前年同期比0.9%減)と前年同月比では16ヵ月連続でマイナス。前月比では3.2%増とプラスに転じた。成約報告件数は4万8,125件(同5.1%増)で、プラスに転じた。総登録件数は85万8,004(同0.8%減)と15ヵ月連続のマイナスとなった。

 物件別では、売り物件の新規登録件数が13万7,759件(同0.9%減)と前年同月比で13ヵ月連続のマイナス。成約報告件数は1万5,820件(同5.9%増)と再びプラスに転じた。総登録件数は31万6,655件(同0.3%増)と前年同月比では2ヵ月連続でプラスとなった。
 賃貸物件では、新規登録物件数30万8,282件(同0.9%減)、成約報告件数3万2,305件(同4.7%増)、総登録件数54万1,349件(同1.4%減)。

 新規登録件数における売り物件の取引態様別物件数は、専任媒介4万2,819件(構成比31.1%)、一般媒介4万918件(同29.7%)、専属専任1万8,937件(同13.7%)。成約報告件数では、専任媒介が6,787件(同42.9%)で最も多く、以下専属専任4,606件(同29.1%)、一般媒介2,115件(同13.4%)であった。

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指定流通機構

指定流通機構とは、宅地建物取引業者間で不動産情報を交換するために、宅地建物取引業法第50条の2の5の規定により、国土交通大臣が指定した公益法人のことである。 全国では地域ごとに次の4つの公益法人が「指定流通機構」として指定されている。

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