パナホーム(株)は20日、規制の厳しい都市部住宅向け3階建て住宅「Vieuno3E(ビューノ スリーイー)」を発売した。
制震鉄骨軸組構造の同商品は、多彩な勾配屋根採用により、最大天井高3.1mの広い空間と、眺望や日当たりの良い「3階リビング」を提案している。また、フロア間の移動をスムーズにし、利便性を高めるために、パナホームとして初のパナソニック製ホームエレベーターを標準搭載。さらに、狭小地のフラット屋根では難しかった太陽光発電システムの搭載も、新開発の異勾配屋根に発電効率の高い太陽光発電システムを搭載することで、ZEH対応も可能。断熱性に優れたサッシ標準採用とZEH基準の断熱性能向上で快適な3階空間とした。
参考プランは、全販売エリア向け3階建て二世帯住宅プラン(延床面積189.97平方メートル)と、東京都向け3階建て二世帯住宅プラン(延床面積179.19平方メートル)。
なお、同社では、日本初の7階建て住宅展示場(東京墨田区、7月1日オープン)に続き、関西初の5階建て住宅展示場(大阪市浪速区、延床面積515.05平方メートル)を、22日にオープンする。これらの施策により、3~9階建ての多層階住宅事業の拡大を目指していく。