不動産ニュース / 開発・分譲

2017/7/24

投資用シェアハウス事業参入。初弾は杉並

「シェアハウス・Nerja(ネルハ)」イメージ

 (株)明豊エンタープライズは21日、投資用シェアハウス事業への参入を公表。併せて同社初となる女性専用「シェアハウス・Nerja(ネルハ)南阿佐ヶ谷」(東京都杉並区、賃貸戸数14戸)の完成を発表した。入居開始は8月初旬。

 東京メトロ丸の内線「南阿佐ヶ谷」駅徒歩7分。敷地面積182.66平方メートル、延床面積182.58平方メートル。鉄骨造地上2階建て。地中海沿いのスペインのリゾート地・コスタデルソルにあるまちの名前である「Nerja」を採用した。地中海沿いの白いまち並みをイメージしたデザインが特徴。「女性の活躍」「コミュニティ」をコンセプトに、自立した社会人情勢を想定入居者とし、前向きに働く女性たちの自主的なコミュニティ醸成環境を提供する。

 運営管理は同社子会社の(株)明豊プロパティーズが担当し、明豊エンタープライズと首都圏約100棟のシェアハウスを運営している(株)ファインセレクトと共同で事業運営。1年間の自社保有期間を設け、管理・運営状況を確認した後、投資家に販売する計画。販売手法には、不動産特定共同事業法を活用した、共有持分の小口化販売も検討している。

この記事の用語

不動産特定共同事業法

出資等を受けて不動産取引を行ない、その収益を分配する事業の仕組みを定めた法律で、そのような事業を「不動産特定共同事業」という。1994(平成6)年に制定された。

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