不動産ニュース / 仲介・管理

2017/7/25

オーナーが横の連携生む学びの場を提供

各チームから制作発表などがされた卒業式

 東海エリアを中心に総合不動産業を営む、むさし企業(株)(名古屋市中村区)代表取締役社長の横山篤司氏が代表理事および学長を務める、(一社)不動産オーナー経営学院(REIBS)は21日、第6期生(基礎編)の卒業式を実施。受講生のほか、関係者などが集まり、約60人が参加した。

 2014年9月に設立。不動産オーナーと不動産関連事業者が共に不動産経営について学べる場として、東京、名古屋、大阪を拠点に展開。カリキュラムは、基礎編、応用編に分け、20人程度の少人数制のクラス編成とし、実践的な不動産経営方法が学べるようにしている。講師による解説等で、不動産経営についてのノウハウを学んだ後、実際の所有物件等を題材にその活用方法を検討。その成果を卒業制作としてプレゼンする。講師は、横山氏をはじめ、不動産経営者、弁護士などが務めている。これまでの受講生は600人超。

 卒業式では、受講生の学んだ成果発表や卒業制作の優秀賞発表などを行なったほか、過去の卒業制作で、実際に実現に至った3事例を紹介した。

 横山氏は「当学院は、不動産オーナーが不動産事業者や専門家と共に学び、抱えている課題について解決できる場。横の連携を深めて、新たなビジネス創出につなげてほしい」と挨拶した。

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