不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/7/27

フラット35の満足度が大幅減

 (独)住宅金融支援機構はこのほど、2016年度「民間住宅ローン利用者の実態調査(フラット35利用者編)」(第2回)結果を発表した。16年10月~17年3月までに民間住宅ローンを借り入れた1,500名を対象に、インターネットでアンケートを実施。

 フラット35を知るきっかけとして影響が大きかった媒体等は、「住宅・販売事業者」が52.2%(前回調査(16年3~9月)比9.9%増)と最多。次いで、「インターネット」23.2%(同3.0ポイント減)、「モデルルーム、住宅展示場」15.2%(同3.1ポイント増)となった。
 フラット35の利用を決定するに際して影響が大きかった媒体等は、「住宅・販売事業者」が50.0%(同11.7ポイント増)でトップに。「インターネット」20.3%(同3.2ポイント減)、「モデルルーム、住宅展示場」10.1%(同2.0ポイント増)と続いた。

 フラット35を利用した理由は、「金利上昇に備えて将来の返済額を確定」が62.3%(同5.9ポイント増)、「金利が低い」が58.0%(同2.3ポイント増)が多く、「フラット35Sを利用したい」も35.5%(同9.3ポイント増)と増加。

 フラット35に対する満足度については、「総合評価」で「大いに満足」が17.4%(同16.2ポイント減)と減少。平均点を前回調査と比較すると、すべての項目で平均点が低下している。

 フラット35の認知状況は、「広告や情報を見聞きしたことがある」という人が92.7%(同0.3ポイント増)と増加。媒体は「テレビ」が63.2%(同6.8ポイント増)と最も多く、「インターネット」54.0%(同0.9ポイント増)、「住宅情報誌」33.9%(同3.6ポイント増)と続いた。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年4月号
2025年、不動産市場はどう動く
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/3/5

「月刊不動産流通2025年4月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年4月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「不動産市場 2025年のキーワード」。今年も、マンション、賃貸住宅、オフィス等、さまざまな分野のアナリストに、市場動向を予測していただきました。今年を占うキーワードも!?ぜひご覧ください。