不動産ニュース / ハウジング

2017/8/3

築古ビルの価値を最大化へ。新会社設立

 ヒューリック(株)はこのほど、新会社「ヒューリックプロパティソリューション(株)」(東京都中央区、代表取締役社長:高島 敬氏)を設立すると発表した。

 近年、築古ビルの再生需要が増大し、リノベーション、コンバージョン等の動きが活発化している。また、建物の遵法性や耐震性の確保が社会的な課題でもあることから、ヒューリックは2017年4月にバリューアッド事業部を設立。こうした動きに対応した上で、総合的に不動産の価値の最大化を図り、流通を促進してきた。 

 今回の新会社設立により、建て替え・開発等により蓄積された技術的ノウハウを集約し、ヒューリックのバリューアップ事業の推進をサポートするとともに、外部の不動産オーナー、AM会社等へもソリューション事業を展開していく。 

 主要な業務としては、外部の不動産オーナーに対して、ヒューリックのCREチームと共同でファイナンス、事業スキームの提案から不動産のバリューアップまでをワンストップで提供する「バリューアッド事業」、投資家に対して、遵法性・耐震性などの問題があり購入困難な物件について、遵法性の治癒から購入までをワンストップで提供する「遵法性・ER対応事業」、ヒューリックが実施する新築案件・改修案件の品質管理業務を実施する「品質管理事業」を展開する。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。