不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/8/7

新設住宅着工、3ヵ月ぶりの増加/東京都

 東京都はこのほど、2017年6月および第2四半期の住宅着工統計を公表した。

 6月の新設住宅着工戸数は1万6,190戸(前年同月比14.9%増)と、3ヵ月ぶりの増加となった。

 利用関係別では、持ち家が1,381戸(同7.6%減)と2ヵ月連続の減少。貸家は6,359戸(同6.6%減)と3ヵ月連続の減少、分譲住宅は8,420戸(同46.4%増)と3ヵ月ぶりの増加で、うち、マンションは6,897戸(同71.6%増)、戸建ては1,503戸(同10.8%減)。

 地域別では、都心3区は1,790戸(同470.1%増)、都心10区は5,278戸(同63.8%増)、区部全体では1万2,870戸(同15.2%増)、市部では3,270戸(同14.3%増)と、全地区で3ヵ月ぶりの増加。

 第2四半期の新設住宅着工戸数は3万8,865戸(前年同月比5.1%減)と、5期ぶりの減少となった。

 利用関係別では、持ち家が3,858戸(同5.8%減)と14期連続の減少。貸家は1万7,379戸(同9.8%減)と9期ぶりの減少、分譲住宅は1万7,527戸(同0.3%増)と4期連続の増加となった。分譲住宅のうち、マンションは1万2,885戸(同2.0%増)、戸建ては4,514戸(同4.3%減)。

 地域別では、都心3区は2,732戸(同33.3%増)と2期連続の増加、都心10区は1万173戸(同3.2%増)と5期連続の増加、区部全体では2万9,955戸(同5.9%減)と5期ぶりの減少、市部では8,780戸(同2.5%減)と3期連続の減少となった。

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住宅着工統計

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