不動産ニュース / 開発・分譲

2017/8/8

横浜の木造混構造サ高住が竣工/ナイス

「エイジフリーハウス横浜十日市場町」外観

 ナイス(株)は7日、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)「エイジフリーハウス横浜十日市場町」(横浜市緑区)が7月31日に竣工したと発表した。

 木造2階建てで、延床面積約987平方メートル。サ高住20室と、小規模多機能型居宅介護宿泊室7室からなる。

 木造軸組みと鉄骨の梁による混構造「テクノストラクチャー工法」を採用。1階部分には一般在来軸組み工法では難しい間口6.5m、奥行き10.2mにおよぶ大空間を、柱を設置することなく実現。木造とすることで、木の持つ調湿性能や衝撃吸収性といった効果が期待できるほか、鉄骨造等と比べて工期の短縮および建築コストの抑制を図った。

間口6.2m、奥行き10.2mの柱無し空間は
食堂・談話室として使用

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サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

規模や設備面で高齢者が生活しやすいバリアフリーな住宅(ハード)に、介護・医療などのサービス(ソフト)が付いた住まいをいう。 ハード・ソフトの基準は以下の通り。

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