不動産ニュース / その他

2017/8/15

虎ノ門にイノベーション創出支援施設

「プロジェクトルーム(家具付き小割オフィス)」のイメージ。
少人数・短期間での借用が可能で、
プロジェクト創世記のチームの入居を想定している

 森ビル(株)は、次世代のビジネスモデル創造・事業化の支援施設「Ignition Lab MIRAI(イグニッション ラボ 未来)」(東京都港区)を21日にオープンする。

 同社が開発を進める「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」(東京都港区、2019年12月竣工予定)内に開設する、「イノベーションセンター」のプレ施設。運営を通じてイノベーションを生み出す最適なコミュニティ運営のあり方などを検証し、大企業からベンチャーまでさまざまな分野のイノベーターが集う交流拠点の整備に役立てる。 

 「愛宕グリーンヒルズ MORIタワー」(東京都港区)の40階に開設。面積は約700平方メートル。イベントの開催も可能な「コワーキングスペース」、「パントリー」、「ミーティングルーム」、少人数・短期間でも借りられる「プロジェクトルーム(家具付き小割オフィス)」、大企業から分社化した新設会社が入居する「スモールオフィス」の5タイプのスペースからなる。コンサルティング事業等を扱う(株)Blue Labや、オーディオ製品の企画・販売等を行なうambie(株)といった企業の入居が決定している。

 なお、運営には、アメリカ・シリコンバレーを本拠地とし、ベンチャー投資や大企業の事業創出支援等を行なっているWiL(米国、CEO:伊佐山 元氏)が共同運営者として参画する。

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