不動産ニュース

2017/8/16

屋上防水工事後の保証期間を12年に延長

 (株)東京建物アメニティサポートは、関西エリアを除いた管理受託するマンションを対象に、大規模修繕工事となる屋上防水工事実施後のアフターサービスを拡充した。

 現在、国土交通省の「長期修繕計画標準様式作成ガイドライン」ではマンションの屋上防水工事は12年周期で実施する計画となっている。その一方、「住宅の品質確保の促進に関する法律(品確法)」で規定された防水保証期間は10年であり、次の屋上防水工事が実施されるまでの2年間は保証の対象外となっている。

 そこで同社では、自社で管理を受託し、屋上防水工事を施工したマンションにおいて、一定条件のもと、上記保証対象外の2年間を保証する「アメニティサポート永年保証」を開始。他社分譲の管理マンションにも適用する。また、東京建物の新築分譲マンションについても、同様に保証する。

 なお、使用する防水塗膜等を耐久性の高い材料に変更することで、保証期間を15年に延長することも可能とした。

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