三菱地所(株)は30日、ロイヤルパークホテル(東京都中央区)でグループ記者懇親会を開催した。
冒頭、同社代表取締役会長の杉山博孝氏が挨拶。「今年は、三菱地所グループにとって、吉田淳一新代表取締役社長の誕生、中期経営計画のスタート、丸ビルが15周年、新丸ビルが10周年など、さまざまな節目を迎える年だ。日本最高の390mのビル、常盤橋プロジェクトも今年初弾ビルを着工した。2020年の東京五輪開催は、絶好のシティセールスのチャンス。都市の魅力を高める取り組みを進めていきたい。景気の緩やかな回復基調は継続しており、業績も堅調。それぞれの事業をしっかりと進めていく」などと語った。
その後、4月に就任した吉田氏が各事業について説明。ビル事業をはじめ、主要プロジェクトの進捗や今後の計画について一通り紹介。「18年年始には本社機能を大手町パークビルディングに移転する計画だ。働き方改革についてさまざまな側面から検討し、今後の提案に生かしたい」(吉田氏)と述べた。