国土交通省は31日、建築物ストック統計(2017年1月1日現在)を公表した。住宅・土地統計調査、法人土地・建物基本調査および建築着工統計を基に、使途別、構造別、竣工年代別等に床面積の総量を推計したもの。
全国のストック床面積総量は、約77億2,045万平方メートル(前年比約0.3%増)。そのうち住宅は約57億3,888万平方メートル(同約0.3%増)で、住宅の延床面積の総計は全体の約74.3%となった。
このうち、新耐震基準が定められた1981年以降に建てられた建築物の延床面積は、全体の約70.5%。住宅の延床面積における木造建築物の割合は、住宅で約68.4%となった。
また、非住宅は約19億8,158万平方メートル(同約0.3%増)。非木造の割合は約93.4%と大きく、使途としては、工場・倉庫(約43.0%)、事務所・店舗(約33.1%)の順に多い。