不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/8/31

大規模な屋上緑化が増加傾向/国交省調査

 国土交通省は31日、2016年の「全国屋上・壁面緑化施工実績調査」結果を発表した。全国の造園建設会社や総合建設会社、屋上・壁面緑化関連資材メーカーなど509社を対象に郵送による調査をしたもので、264社から回答を得た。

 16年に施工された屋上緑化空間は、約27.6haで、東京ドーム(約4.7ha)の約6個分となった。00年からの累計面積は、約471ha。1件当たりの施工面積は平均254平方メートルで、前年比で約3割(62平方メートル)増加。07年以降減少傾向だった1件当たりの施工面積と、1,000平方メートル以上の施工が増加傾向となっており、今後も大規模な屋上緑化が増えていくとした。

 また、同年に施工された壁面緑化空間は約8.7haで、東京ドーム約2個分。00年からの累計面積は、約86haとなった。

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屋上緑化

樹木・植物などを建造物の屋上に設置し、緑化すること。 近年ではヒートアイランド現象を緩和するために屋上緑化が非常に有効であることが認識されるようになってきた。

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