不動産ニュース / 開発・分譲

2017/9/13

産業用施設の改修等でCRE戦略をサポート

 三菱商事(株)と、同社100%子会社の三菱商事都市開発(株)(MCUD)は13日、企業のCREサポート事業として、産業用施設の開発・大規模改修事業に参入すると発表した。

 MCUDは千葉県市川市内に冷凍冷蔵庫兼加工センターを主要用途とする産業用施設を2物件取得。改修に着手している。

 第1号案件は、築25年超の老朽化した施設。テナントの施設利用を継続しながら老朽化した設備の更新や外装の改修などを行ない、運営効率の向上および経費削減というテナントニーズに応える。

 第2号案件は築15年の汎用性の高い産業用施設。施設内のレイアウト変更を通じて施設の利便性を高める大規模改修を行ない、新テナントの誘致に成功した。

 三菱商事は総合商社として広範な業界との接点・企業ネットワークおよびプロジェクトマネジメント機能などを駆使し、事業会社が所有する不動産の課題に対し最適なソリューションを提供してきた。
 今後は、商業施設、物流施設、分譲住宅等の不動産関連事業に積極的に取り組み、総合商社の強みを生かしたCREサポートを一つの柱とし、不動産開発事業を拡大していく考え。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

CRE

Corporate Real Estate の略で、「企業不動産」をいう。 企業は、事業のために事務所、店舗、工場、福利厚生施設など各種の不動産を所有・賃貸借しているが、それらすべての不動産がCREである。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。