不動産ニュース / 開発・分譲

2017/10/4

オートロックと宅配ボックスに顔認証導入

大京
顔認証の導入イメージ

 (株)穴吹工務店は3日、マンション共用部分のオートロックと宅配ボックスに顔認証技術を組み入れたセキュリティサービス「サーパスエスコートサービス+“F-ace”」を開発した。(株)フルタイムシステムとの共同開発で、オートロックと宅配ボックスに顔認証技術を採り入れたサービスは日本初だという。

 従来は、オートロックの解錠に非接触ICカードを採用していたが、「忘れて外出した場合に入れなくなる」といった声もあった。そのため、物理キーを不要とし、顔認証のみで入館可能とし、利便性向上と同時にセキュリティの強化にもつなげた。また、従来のキーヘッドやカードの利用も可能としている。

 初弾として、2018年12月竣工予定の「サーパス磯部町レジデンス」(富山県富山市、総戸数98戸)と19年1月竣工予定の「サーパスシティ呉ゲートレジデンス」(広島県呉市、総戸数117戸)に導入する予定。その後、過去に施工した物件のリニューアル時の導入や、他社マンションへの導入も予定している。

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宅配ボックス・宅配ロッカー

不在時に荷物などを受け取るための設備。配達人がロッカーに荷物を入れると鍵がかかり、荷宛人は暗証番号や認証カードを用いて受け取る。宅配ボックスは、一般に、マンションの共用部分に設置されている。

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