不動産ニュース / 政策・制度

2017/10/6

「安心R住宅」運用開始へ。全国で説明会開催

 国土交通省は、既存住宅流通促進に寄与する事業者団体の登録制度「安心R住宅」の本格運用に向けて、30日より全国で説明会を開催する。

 同制度は、消費者が既存住宅を「住みたい」「買いたい」と思えるよう、耐震性等の品質を備え、消費者ニーズに沿ったリフォームの実施等について適切な情報提供が行なわれる既存住宅に対し、国の関与のもとで標章付与を行なう仕組み。標章の使用を希望する事業者団体(一般社団法人等)を審査・登録し、標章の使用を許諾。事業者団体は、リフォームの基準および標章の使用について事業者が守るべきルール等を設定し、団体の構成員の事業者の指導・監督を行なう。事業者は、要件に合致した住宅について、団体の基準やルールに則って広告販売時に標章を付与することができる。
 今年中に団体の登録を開始する予定。

 説明会では、同制度への登録を検討している事業者団体の担当者、制度に関心のある宅地建物取引業者、住宅リフォーム事業者に向けて、制度概要、登録手続き等の周知を図る。開催地は、仙台、渋谷、名古屋、大阪、広島、福岡。詳細は(一社)住宅リフォーム推進協議会(事務局)のホームページ(http://www.j-reform.com/anshin-r)を参照。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。