不動産ニュース / 開発・分譲

2017/10/23

西鉄、ベトナムで総戸数519戸の住宅開発

開発エリアイメージ

 西日本鉄道(株)は20日、ベトナム・ハイフォン市において、工業団地開発等を事業展開するVietnam Singapore Industrial Park and Township DevelopmentJOINT STOCK COMPANY(ハノイ市、代表者:フィン・クアン・ハイ氏、以下、VSIP JSC)と共同で住宅開発を行なうと発表した。

 VSIP JSCが開発を進める約1,600haの大規模工業団地「VSIPハイフォン」内の一角(敷地面積9万5,470平方メートル)において、分譲タウンハウス(総戸数458戸)と戸建住宅(総戸数61戸)を開発するもの。事業主体は、西日本鉄道が70%、VSIP JSC30%が出資して設立する合弁会社。同社初のマジョリティ出資となり、総事業費は約9,000億ベトナムドン(約45億円)。

 分譲タウンハウスは住居専用(410戸)とショップハウス(48戸)があり、平均延床面積は住居専用166平方メートル、ショップハウス210平方メートル。平均販売価格が住居専用約18億ドン(約900万円)、ショップハウス約22億ドン(約1,100万円)。一方、分譲戸建住宅は二戸連棟38戸、一戸建て23戸があり、平均延床面積は二戸連棟216平方メートル、一戸建て264平方メートル。平均販売価格は二戸連棟約30億ドン(約1,500万円)、一戸建て約38億ドン(約1,900万円)。

 着工は2018年4月、竣工は19年9月の予定。

 同社はこれまで、現地のディベロッパーや日系企業とともに、ベトナム・ホーチミン市で4件の住宅開発を、インドネシアではジャカルタ近郊で戸建住宅・商業施設の複合開発プロジェクトに参画してきた。今後も、経済成長が続くベトナムや近隣のASEAN諸国を中心に開発を推進していく。

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