不動産ニュース / リフォーム

2017/10/24

寄宿舎をシェア型賃貸核にした複合施設に

「BEAKER 日本橋人形町」
エントランスイメージ

 (株)リビタはこのほど、シェア型賃貸住宅などからなる複合施設「BEAKER(ビーカー) 日本橋人形町」(東京都中央区、事業主:三井不動産(株))の入居者募集を開始した。

 築37年の住宅・寄宿舎のビルをシェア型賃貸住宅・スモールオフィス・店舗のからなる複合施設にリノベーションする5年限定のプロジェクト。東京メトロ日比谷線、都営地下鉄浅草線「人形町」駅徒歩1分。建物は延床面積約995平方メートル、鉄筋コンクリート造陸屋根地上5階建て。

 2~4階にシェア型賃貸住宅(全12室)を設置。専有部は約12~30平方メートル。ベッドや机、椅子などを備え付ける。 

 3~5階はスモールオフィスで、三井不動産のベンチャー共創事業「31VENTURES」によって選ばれたベンチャー企業7社が入居。一つのラウンジを、住人とオフィス利用者がタイムシェアすることで新たな交流やアイディアが生まれるようにしている。

 1階路面の飲食店は、住人の第2のダイニングをして機能させる。共用部として、2階にはシェア賃貸住宅の入居者とスモールオフィスの入居者が利用できる「シェアラウンジ」、4階にはシェア型賃貸住宅入居者が利用できるシアタールームを用意する。

 シェア型賃貸住宅の賃料は月額9万5,000~13万5,000円。敷金なし、礼金は賃料の1ヵ月分。契約形態は敵建物賃貸借契約(1年)となる。

この記事の用語

コンバージョン

建物の用途を変更すること。例えば、空きオフィスを集合住宅に変更する、社員寮を有料老人ホームに変更する、というような変更を指す。構造、設備、防災法規など、法的、技術的にクリアしなければならない点も多い。

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