不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/10/30

賃貸収入増などで増益/ヒューリック18年12月期3Q

 ヒューリック(株)は30日、2017年12月期第3四半期決算(連結)を発表した。 

 当期(17年1月1日~9月30日)は、売上高1,268億4,800万円(前年同期比12.6%減)、営業利益423億9,400万円(同6.4%増)、経常利益404億1,900万円(同5.8%増)、当期純利益272億6,800万円(同4.3%増)となった。

 不動産事業における不動産賃貸業務では、強固な賃貸ポートフォリオ構築の観点から、建て替えの着実な推進による質的向上、CREなどの戦略的ソーシングによる拡充に取り組んだ。当期の建て替えについては、「ヒューリック調布」が3月に、「ヒューリック蒲田ビル」が7月に竣工した。

 また、新規物件(固定資産)については、「ヒューリック小石川ビル」や「ヒューリック南青山ビル」などを取得したほか、「Primegate飯田橋」などを売却。不動産賃貸収入の増加に加え販売用不動産の売却も順調に推移したことなどから、同セグメントの営業収益は1,034億7,000万円(同14.8%減)、営業利益455億8,700万円(同6.6%増)を計上した。

 通期については、売上高2,800億円、営業利益625億円、経常利益600億円、当期純利益400億円を見込んでいる。

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