不動産ニュース / ハウジング

2017/10/31

耐震木造住宅主力ブランドで大開口・大空間設計

大開口を実現する「MJ FRAME」内観イメージ

 ミサワホーム(株)は、創立50周年を記念し、同社主力ブランドの一つである耐震木造住宅「MJ Wood」で、新たに「MJ 開口フレーム」を採用した「MJ FRAME」シリーズを展開。31日、第1弾モデル「MJ FRAME VL」の販売を全国で開始した。

 MJ 開口フレームは、開口部でありながら耐力壁としての設計が可能なことから、耐震性を損ねることなく最大有効開口幅約5.7mの大開口・大空間設計を実現する。車庫入口や掃き出し窓に設置する「門型」と、窓の開口部分に設置する「BOX型」の2種類を用意し、複数箇所への設置や2階、3階への設置も可能とすることで、従来より設計の自由度が向上。乗用車2台を並列に置けるビルトインカーポート付きの住まい、敷地の間口が狭く採光・通風の確保が困難な場所でも効率よく光や風を取り込める住まいなど、幅広いライフスタイルに対応する空間提案を可能とした。加えて、開口部への取り付けで済むことからコストの上昇も抑えた。
 また、MJ Woodの高い断熱性能により、大開口設計でありながら標準仕様で4地域以南のZEH 断熱基準であるUA値0.60を上回る性能を実現している。

 今回発売する「MJ FRAME VL」は、眺め(View)のいい暮らしを大空間(Large space)設計により創出。大開口から得られる採光を、吹き抜けや大空間のリビングダイニングを中心に居室全体に行き渡らせる提案をしている。
 吹き抜けに面した2階部分には家族の適度な気配が感じられる「コネクトテラス」と名づけたオープンスペースを設け、個人が思い思いの時間を過ごせる空間を用意。バルコニー前の室内には、洗濯物を干す、畳むなど家事を行なうのに適したスペースも設けた。また、玄関ポーチには、「宅配スペースドア」を設置。外観は、シンプルな四角形をベースに、外壁に明るく白い吹付けと周囲に馴染みやすい落ち着いたブラウンを併用することで、程よいコントラストと安定感のある外観デザインを採用した。

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