不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/10/31

9月着工、持家・貸家・分譲すべてで減少

 国土交通省は31日、2017年9月の建築着工統計を公表した。

 同月の新設住宅着工戸数は8万3,128戸(前年同月比2.9%減)、新設住宅着工床面積は658万4,000平方メートル(同3.9%減)と、いずれも3ヵ月連続で減少した。季節調整済み年率換算値は95万2,000戸(同1.0%増)で、3ヵ月ぶりに増加した。

 利用関係別では、持家が2万4,883戸(同2.7%減)で、4ヵ月連続の減少。貸家も3万7,521戸(同2.3%減)と、3ヵ月連続で減少した。

 また、分譲住宅は2万202戸(同5.3%減)で、4ヵ月ぶりに減少した。分譲住宅のうち、マンションは8,628戸(同9.2%減)と4ヵ月ぶりの減少、一戸建住宅は1万1,347戸(同2.2%減)と、再び減少に転じた。

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住宅着工統計

住宅の新改築の動向に関する統計で、国土交通省が実施し、その結果は毎月公表されている。住宅の着工状況(戸数、床面積の合計)を、構造(木造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、コンクリート...

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