不動産ニュース / IT・情報サービス

2017/10/31

アットホーム版「空き家・空き地バンク」は78物件公開

アットホーム
アットホーム版「全国版空き家・空き地バンク」トップページ

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は、25日にβ版をオープンした「全国版空き家・空き地バンク」サイトに、31日14時時点で18自治体・78物件の情報を公開したことを発表した。

 同社は、国土交通省が主体に推進する「全国版空き家・空き地バンク構築運営に関するモデル事業」の実施事業者として採択を受け、各地方自治体の保有する空き家・空き地の情報と全国のユーザーとをマッチングするためのサイトを構築。現在までに、163自治体から参加申し込みを受けている。

 同社のサイトの特徴は、(1)「自治体版サイト」の作成が可能、(2)自治体の提携仲介事業者からも物件登録が可能、(3)事業用物件も掲載が可能の3点。(1)では、地域情報や防災情報、補助制度が登録・公開でき、移住成功事例など自治体がアピールしたいコンテンツにもリンクできる。(2)に関しては、仲介事業者との媒介契約を空き家・空き地バンクの登録要件にしている自治体もあることから、よりフレキシブルに対応する。(3)については、シャッター商店街の再生など、自治体の事情等にも対応した。

アットホーム2
自治体版サイトの構築が同社版サイトの特徴

この記事の用語

空き家・空き地バンク、空き家バンク

空き家・空き地の物件情報が登録され、検索できる情報システム。地方自治体が運営していることが多い。

続きはR.E.wordsへ

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