不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/11/17

首都圏賃貸、成約数4ヵ月連続の増加

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は17日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2017年10月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。

 同月の成約数は1万7,728件(前年同月比0.6%増)と、4ヵ月連続の増加。アパートは5ヵ月連続の増加と好調だったが、マンションが4ヵ月ぶりに減少したことで、わずかな伸びにとどまった。地域別では、東京23区8,094件(同4.9%増)、東京都下1,646件(同18.2%増)、神奈川県4,343件(同7.5%減)、埼玉県1,736件(同11.1%減)、千葉県1,909件(同2.8%増)。

 1戸当たりの平均成約賃料は、マンションが9万800円(同2.7%上昇)で6ヵ月連続、アパートは6万5,000円(同2.5%上昇)と5ヵ月連続のプラスとなった。09年1~12月の各月を100とした賃料指数の首都圏平均は、マンションが96.3(前月比3.0ポイント上昇)で、2ヵ月連続の上昇。アパートは100.6(同2.0ポイント上昇)と3ヵ月ぶりのプラスで100を超えた。

 1平方メートル当たりの平均成約賃料は、マンションが2,641円(前年同月比3.1%上昇)と4ヵ月連続のプラス。アパートは2,200円(同0.6%上昇)で、8ヵ月連続のプラスとなった。賃料指数は、マンションが95.8(前月比0.8ポイント上昇)と4ヵ月連続、アパートも96.8(同0.3ポイント上昇)で2ヵ月連続のプラスとなった。

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