不動産ニュース / 開発・分譲

2017/11/17

富山のマンションで物件案内にVR導入

穴吹
VR技術を使って共用部も案内できる

 (株)穴吹工務店は、新築分譲マンション「サーパス磯部町レジデンス」(富山県富山市、総戸数98戸)の物件案内にVR技術を導入した。

 販売事務所内に設けた専用スペースで、ユーザーに共用部を含めた建物内部を体感してもらう。一般的なマンションのモデルルームでは専有部の展示はあるものの、エントランスをはじめとした共用部についてはユーザーにイメージを持ってもらうことが難しいため、VR技術の導入に踏み切った。ユーザーはVR機器を装着し、専有部だけでなく共用部も疑似体験し、立体的に認識できる。

 同物件は、富山地方鉄道(まいどはやバス)「磯部駅三丁目」停留所より徒歩1分に立地。敷地面積は4,106.59平方メートル・建物は鉄筋コンクリート造地上8階建て、延床面積は9,514.09平方メートル、専有面積は71.43~96.45平方メートル、間取りは3LDK~4LDK。

 日本初の取り組みとして、オートロックと宅配ボックスの顔認証サービスセキュリティサービスも初導入するなど、先進的な技術を盛り込んでいるのが特徴。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

IoT(インターネット・オブ・シングス)

Internet of Things。モノが人を介することなく相互に情報をやりとりする概念をいう。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。