不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/11/21

首都圏既存M価格、主要エリアが強含み

 (株)東京カンテイは21日、2017年10月の三大都市圏中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の月別推移を発表した。

 首都圏の既存マンション平均価格は、主要エリアの強含みに伴って3,581万円(前月比0.7%増)と上昇したものの、前年同月比はマイナスに転じた。都県別で見ると、東京都は4,811万円(同0.6%増)と再び上昇したが、前月に引き続き前年同月の水準を下回った。神奈川県は2,857万円(同0.8%増)、千葉県は1,978万円(同0.7%増)と、上昇傾向を維持している一方で、埼玉県は2,192万円(同0.6%減)と前月の反動から4ヵ月ぶりに下落した。

 近畿圏の平均価格は、2,122万円(同0.4%増)と小幅ながら引き続き上昇。大阪府は、2,285万円(同0.3%増)と3ヵ月ぶりに上昇したが、前年同月と大差ない水準に落ち着いてきている。また、兵庫県では神戸市をはじめ大阪寄りのエリアでも強含んだ影響から、1,893万円(同2.0%増)と比較的大きく上昇。1,900万円台目前に迫っている。

 中部圏の平均価格は、1,726万円(同1.5%減)。愛知県では1,861万円(同1.6%減)と、最高値が更新される状況は一服したものの、依然として上昇基調で推移していることに変わりはない。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。