不動産ニュース / 開発・分譲

2017/12/22

ジャカルタの大規模開発に着手/東急不

「メガクニンガン プロジェクト」
外観全景(予想図)

 東急不動産(株)は22日、インドネシア共和国のジャカルタで、大規模複合施設開発事業「メガクニンガン プロジェクト」に着手すると発表した。インドネシアで3物件目となる同社グループ主導型の都市型開発事業。

 ジャカルタ市内中心部(CBD)に位置し、大規模再開発が進むメガクニンガンエリアの約1万平方メートルの敷地に、分譲住宅・賃貸住宅・商業施設からなる複合施設を開発する。延床面積は約11万平方メートル。
 大規模複合施設開発・賃貸住宅運営事業は、インドネシア初の試み。用地取得・開発・設計・施工・管理運営を一貫して日本企業が行なうことや、日系メーカーの先進的な住宅設備機器の導入を積極採用することなどを検討している。

 同プロジェクトは、(株)海外交通・都市開発事業支援機構(以下、JOIN)との共同事業。JOINは、日本国政府と一般社団法人などが出資し、海外のインフラ市場への日本企業の参入促進を目的として、2014年に設立した団体。同日、最大65億円の出資支援の認可を受け、JOINと共同で事業を進めていくことが決定した。

 竣工・引き渡しは22年の予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。