不動産ニュース / 仲介・管理

2017/12/25

店舗再編、仲介飛込客数が3割増/大東建託

大東
大東建託リーシング「平塚店」の内装

 大東建託(株)は22日、仲介子会社の大東建託リーシング(株)における店舗再編の効果等をプレス等に説明した。

 同社では数年来、直営店舗網の再編を実施。従前は駅から遠い大東建託支店に併設するケースも多かった店舗立地を全面的に見直し、駅近の「駅前型」と主要幹線道路や大型ショッピングセンターなどの近くに出店する「郊外型」に分け、最適化を図ってきた。2017年の9月で再編がおおむね完了し、従前は300店舗を超えていた店舗網を、235店舗まで圧縮した。

 店舗デザインについても、看板はシンプルなデザインに統一。店頭にはチラシも貼らないようにした。店内は、白を基調にコーポレートカラーの赤をポイントに使用。レイアウトも、従前は接客カウンターから執務スペースが見えている店舗が多かったが明確に分離し、接客カウンターを増設した。

 これらの取り組みにより、飛び込み客の数が全社で30%増加。16年に郊外から移転して「駅前型」とした平塚店(神奈川県平塚市)は移転前よりも85%増加するなど、成果を上げた。

 今後は効果測定とさらなる見直しを図る。今期新規オープンした店舗より、トイレにベビーシートやおむつ交換台を設置。順次既存店舗のトイレ改修も図る。また、飲料機器もグレードの高いものに入れ替える。「お客さまアンケートで、トイレや飲み物に関する要望が意外と多い。これまでの店舗戦略は、お客さま目線ではない部分が目立った。今後はお客さま目線に立った店舗戦略を展開していく」(同社)。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。