大和ハウス工業（株）はこのほど、グループのStanley-Martin Communities, LLC（以下、スタンレー・マーチン社）が、米国で戸建住宅事業を行なうFD Communities, LLC（以下、フロントドア社）と事業譲渡契約を締結。フロントドア社の事業を譲受すると発表した。
大和ハウスグループは、中期経営計画（最終年度2019年3月期）において、将来の環境変化に備え、売上高4兆円に向けた基盤を築くことをテーマに掲げている。海外事業では、安定的な成長が見込める米国や豪州、中長期的な成長が見込めるASEANを重点エリアとしている。
フロントドア社は現在、ジョージア州・サウスカロライナ州・フロリダ州において戸建住宅事業を展開。今回スタンレー・マーチン社は、ジョージア州、サウスカロライナ州におけるフロントドア社の資産を譲受する。
なお、譲受にはフロントドア社が直接保有する12ヵ所の分譲地とJVで開発中の分譲地（6ヵ所）の持ち分を含み、経営陣・従業員はスタンレー・マーチン社に参画する予定。
事業譲渡は18年1月下旬。
