不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2018/1/12

JRE、日本橋のオフィスビルを取得

JRE
「フロントプレイス日本橋」外観

 ジャパンリアルエステイト投資法人(JRE)は11日、国内不動産(オフィスビル)の譲渡・取得を決めた。

 譲渡するのは「渋谷クロスタワー」(東京都渋谷区)の建物で譲渡先は三菱地所(株)。譲渡予定価格は100億円で、帳簿価格との差額は2億4,100万円のプラス。引き渡し予定日は1月18日。なお、同物件の敷地については、三菱地所を借地権者とする定期借地権を設定し、JREが継続保有する。

 取得するのは「フロントプレイス日本橋」(東京都中央区)。取得先は日本橋2丁目開発特定目的会社。取得価格は175億6,000万円で、「渋谷」の譲渡で得た資金等を充てる。取得予定日は1月19日。同物件は2014年2月竣工で、土地面積1,381平方メートル。鉄骨鉄筋コンクリート造地上10階地下1階建て、延床面積1万1,672平方メートル。総賃貸可能面積は8,468平方メートルで、満室稼働している。総賃料収入等は非開示。

 今回の譲渡・取得によりJREのポートフォリオは取得額ベースで9,647億3,728万円となる。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。