不動産ニュース / 仲介・管理

2018/1/15

65歳からの住まい探しをサポート/R65+

 2017年6月に設立した「R65+(アール65プラス)」は13日、事業の本格展開にあたり、賃貸住宅オーナーや不動産事業者等を対象に、事業内容を説明した。

 同社は、健常な65歳以上の高齢者が賃貸住宅を借りやすく、賃貸オーナーも安心して貸せる仕組みを提供。同社と賃貸オーナーがマスターリース契約を締結し、高齢入居者とはサブリース契約を結び物件をあっせん。マイノート(未来整理ノート)の作成により、入居中や相続時などに予測される問題の事前発見・解決策の策定を実施。必要に応じて家賃滞納の予防策や医療施設等の転居をサポートするほか、1年1回以上の面談により生活状況確認と必要なサポートも提案する。

 同社代表取締役の山本 遼氏は、「同社は司法書士、整理収納アドバイザー、ファイナンシャルプランナーなどのエキスパートを擁する集団。賃貸オーナーが安心して高齢者に部屋を貸せる仕組みを確立、浸透させ、高齢社会の賃貸経営成功を目指したい。現在、東京都府中市で初弾の物件稼働を準備している」などと挨拶した。

 また説明会では、同社取締役・司法書士の太田垣 章子氏が著書「2,000人の大家さんを救った司法書士が教える 賃貸トラブルを防ぐ・解決する安心ガイド」(日本実業出版社)を発刊したことを発表。賃貸トラブルに巻き込まれないための基礎知識や、滞納トラブルの予防策と解決策などを盛り込んだ。
 「今まで携わってきた実例を多く紹介し、可能な限りの予防策と解決法を解説した。オーナーや賃貸経営に携わる方々の一助となれたら嬉しい」(太田垣氏)。

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