不動産ニュース / 団体・グループ

2018/1/15

住宅、住環境を通じて社会問題解決へ/プレ協

「住宅、住環境を通じて社会問題の解決につながるよう、力を合わせて取り組んでいきたい」と述べる(一社)プレハブ建築協会会長の樋口武男氏

 (一社)プレハブ建築協会は15日、アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)にて新年賀詞交歓会を開いた。

 冒頭挨拶した同協会会長の樋口武男氏は「新しい住生活基本法における中心的な役割を果たすべく、少子高齢社会における豊かな住生活の実施、安全で質の高い住宅への更新など、私たちの強みを生かした住宅供給を行なっていく。わが国が直面している人口減少、少子高齢化、国土強靭化、地球環境問題などの社会問題の解決には、住宅、住環境が大きなカギ。当協会の会員が住宅、住環境を通じて社会問題の解決につながるように力を合わせて取り組んでいきたい」などと述べた。

 また、来賓として挨拶した国土交通省住宅局長の伊藤明子氏は「昨年10月に賃貸住宅のセーフティネット制度がスタートし、今年4月から安心R住宅制度がスタートする。住宅を住宅以外のものに用途変更をしていくために、建築規制の緩和にも取り組んでいきたい。空き家については、個別ではなくまちづくりで考え、団地対策も予算措置として考えている」などと話した。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

住宅セーフティネット

住宅を確保するのが困難な者に対してその居住を支援するしくみをいう。 その対象となるのは、低額所得者、被災者、高齢者、障害者、子供を育成する家庭などの住宅確保要配慮者であり、住宅確保の方法として、 1...

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。