不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2018/1/16

明豊EP、欧風アパートを小口化販売

 (株)明豊エンタープライズは、不動産特定共同事業法に基づく不動産小口化事業「M-Lots(エム・ロット)」を開始。第1弾となる「M-Lots田園調布」を、1月下旬から販売開始する。

 同事業は、同社が2014年から展開している投資家向け1棟アパートブランド「MIJAS(ミハス)」を小口化して販売するもの。ミハスはこれまで、1都3県中心に約50棟を開発。富裕層向けの投資・相続対策商品として、1棟当たり2億~3億円で販売してきた。スペインのまち並みをモチーフにした外観、設備機器の充実、販売から運営管理までのグループ一貫サポートで差別化しており、既存物件の平均稼働率は97%を超える。エム・ロットは、このミハスの実績をもとに、より少額から投資できる商品として開発。約500名のミハス顧客の追加投資の受け皿として、また顧客層の間口を広げる商品として、セミナーや投資家向けサイト等を通じアピールしていく。

 「エム・ロット田園調布」は、東急東横線「田園調布」駅徒歩11分に立地する、鉄骨造2階建て、総戸数10戸のアパート(ミハス田園調布)を1口100万円(196口、総額1億9,600万円)に小口化。各投資家に、5口以上から出資を募る。同社は、不動産特定共同事業者として任意組合を組成。共有持分者となる投資家へ、賃貸収益を分配する。6月に組合を組成。運用期間は5年間(最大10年間)。表面利回り5.38%を予定している。運用終了後は、投資家に売却する。

 今後も、すでに仕入れ済みで開発中のミハス約20棟の一部を小口化して販売していく方針。16日会見した同社代表取締役社長の梅木隆宏氏は「ミハスの購入者層の間口を広めるため、賃貸マンションやリノベーションなど商品バリエーションを拡大してきた。エム・ロットもその一環。今回の物件の反響を見ながら、今後の出資単位や開発規模などを検討していきたい。将来的には、開発したミハスの1割を小口化していきたい」などと抱負を語った。

小口化の対象となる「ミハス田園調布」完成予想図

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不動産特定共同事業法

出資等を受けて不動産取引を行ない、その収益を分配する事業の仕組みを定めた法律で、そのような事業を「不動産特定共同事業」という。1994(平成6)年に制定された。

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