不動産ニュース / イベント・セミナー

2018/1/24

農地など多様化する評価手法へ対応/鑑定協

「農地等、多様化する評価手法の対応を進める」と話す熊倉会長

 (公社)日本不動産鑑定士協会連合会(鑑定協)は24日、東海大学校友会館(東京都千代田区)にて新年賀詞交歓会を開催した。

 同会会長の熊倉隆治氏は「当会では、本年も引き続き、不動産鑑定評価制度の認知度向上や発展、不動産鑑定業の拡大に務める。昨年、事業活動のグローバル化やストック経済の進展などを受けた利用者ニーズの変化に対応できる不動産鑑定評価制度改正案を国土交通省に提案。それを受けた指針が発表された。そこで示されたように、農地評価をはじめとする多様化する評価ニーズへの対応などを進めていく」と挨拶した。

 また、次期通常国会に提出予定の「所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法案(仮称)」や相続関連の改正民法案でも不動産鑑定士が関与してくる部分があるため、施行に向け対応準備を進めていくほか、公益業務としてASEAN諸国の土地評価制度構築への支援、自然災害発生時に備えた復興活動の体制構築なども行なっていく。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

鑑定評価

不動産の経済価値を判定し、価額で表示すること。その業務は、不動産鑑定士の独占とされている。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年11月号
 “令和的”不動産店舗って?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/11/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.422 新しい魅力になったイポーの街角アート【マレーシア】」を更新しました。

歴史ある街イポーが新たな魅力を発信中!かつて「錫の都」として栄えたこの街は、古い建築物とストリートアートが彩る独自の文化が息づいています。特に、アーネスト・ザカレヴィッチ氏の壁画が人気を集め、訪れる人々の心をつかんでいます。2024年には「ペラ訪問の年」として、さらに多くの観光客を迎える予定です。記事を読んで、美しい街角アートと歴史が交錯するイポーを訪れた気分を味わってみてください♪