不動産ニュース / 開発・分譲

2018/1/26

日本GLP、神戸で「GLP神戸西II」竣工

マルチテナント型の物流施設「GLP神戸西II」外観

 日本GLP(株)は25日、「神戸テクノ・ロジスティックパーク」(神戸市西区)内でマルチテナント型の物流施設「GLP神戸西II」を竣工した。同ロジスティックパーク内ではBTS型物流施設「GLP神戸西」に続く2棟目。

 神戸市内へのアクセスが約30分とエリア配送に最適の立地で、至近の「神戸西IC」を利用することで、京都・大阪と中国・四国地方までを網羅する広域配送向け物流拠点としても活用できる。敷地面積約3万3,500平方メートル、延床面積約7万1,486平方メートル。鉄骨造地上4階建て。

 1・2階と3・4階の組み合わせによる2層使いを想定し、3階へはスロープによる直接アクセスを可能とする。2・4階は天井高が6m以上と高い保管効率を提供し、1・2階は冷凍冷蔵倉庫にも対応する。最小区画は2層使いで約5,000平方メートル。

 災害対策として、モニターやLAN装備などを備えたBCP対応型共用会議室を設置しているほか、停電時にバックアップ電源設備より防災センター、一部事務所の照明、コンセント、トイレなどへの電気供給も可能とした。施設内の労働環境の面に配慮し、合計177席の従業員用休憩室とドライバー用休憩室なども設けている。

 なお、同社は1月22日付でグローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株)から日本GLP(株)に社名変更している。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。