不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2018/1/30

M販売順調に推移/大京18年3月期3Q

 (株)大京は30日、2018年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。

 当期(17年4月1日~12月31日)は、営業収入2,090億1,300万円(前年同期比8.4%減)、営業利益54億4,700万円(同56.9%減)、経常利益51億8,600万円(同57.9%減)、当期純利益32億5,400万円(同60.7%減)。

 不動産管理事業は、マンション修繕工事やマンション管理の収入が順調だった一方、業容拡大に向けた人員増強等に伴う人件費が増加した。安定したマンション管理受託収入を基盤に、そこから派生するマンション修繕工事・その他収入が順調に増加したことにより、管理受託マンション1 戸当たりに換算した営業収入の年平均成長率は4.9%となり、約15万円に成長。また、マンション大規模修繕工事等の通期売上計画395億円に対する当期末時点の売上確保率は前期末の47%から46ポイント上昇し93%だった。その結果、事業全体の営業収入が1,188億6,600万円(同3.3%増)、営業利益65億3,500万円(同3.5%減)となった。

 不動産開発事業は、マンション竣工戸数が前年同期の1,510戸から、当期が963戸と少ない計画であったため、マンション販売売上戸数は1,096戸(同624戸減)だった。不動産販売の営業収入は445億4,200万円。マンション利益率は25.7%となり、通期目標の24%以上を確保。その結果、同事業の営業収入は505億5,600万円(同29.7%減)、営業損失は5億5,100万円(前年同期:56億900万円)。マンション契約戸数は1,770戸(同221戸増)で、通期売上計画2,400戸に対する当期末時点の確保率は88%(前期末45%)と、順調に進捗している。マンション契約残高は1,799戸・671億円。

 通期は、連結売上高3,400億円、営業利益190億円、経常利益180億円、当期純利益120億円を見込んでいる。

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