不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/2/1

東京23区のオフィス、募集期間は5ヵ月

 (株)ザイマックス不動産総合研究所は1日、東京23区のオフィス区画の募集期間に関する分析結果を公表した。集計期間は2012~17年。東京23区に所在する竣工済み物件のオフィス用途の区画を対象に、募集開始から終了までの平均的な期間を算出(中央値を採用)。区画単位は3坪以上2,000坪未満、募集終了した区画が10万1,378区画、17年末時点で募集中の区画6,566区画。

 東京23区のオフィス用途の区画の平均的な募集期間は5ヵ月。立地で比較すると、都心5区内は5ヵ月、周辺18区は6ヵ月と、より都心であるほうが募集期間は短かった。規模別では、延床面積5,000坪未満が5ヵ月、同5,000坪以上が4ヵ月。築年数で比較すると、築20年未満が4ヵ月、築20年以上が5ヵ月。区画面積では、100坪未満、100坪以上いずれも5ヵ月となった。

 同研究所は、「大規模(5,000坪以上)」「都心5区」「築浅」の物件でわずかに短いものの、募集期間はほぼ5ヵ月前後に収まっているとし、賃料など多くの不動産関連指標では「近・新・大」物件が優位となることが多いが、募集期間に関してはその優位性は小さいと分析している。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。